昼間の日差しが暑く感じ始めた夏本番、涼しさを連想させる色たちを集めてみました。
①勿忘草色(わすれなぐさいろ)
勿忘草の花の色が由来となった明るい青。
「私を忘れないで」という意味が込められた花の色は、儚さと切なさを放っている。
②白群(びゃくぐん)
やわらかい緑みの青。
アズライトという鉱物を細かく砕いてつくる。
冷たさもあたたかさも両方持っているかのような、不思議な色。
③青竹色(あおたけいろ)
青々としている竹のようなやわらかい青緑。
日本人の暮らしに昔から根付いてきたやさしい竹の色は、安心感を与えてくれる。
④秘色(ひそく)
青磁の肌の色のような淡い緑。
艶やかな磁器を思わせる色。