「やさしい時間」を届けるシーグラスアート【hikari livingさん】

インタビュー

「暮らしと地球にやさしい時間を贈る」をコンセプトに活動し、シーグラスアートや結婚証明書を届けているhikari livingさん。

シーグラスとは海に流れ出たガラス製品が波や岩にけずられ、角が取れて丸くなったものです。

hikari livingさんでは、一つ一つ形が違うシーグラスを綺麗に組み合わせてアートにしたり、結婚証明書として届けたりしておられます。

作品からは、シーグラスの透明感から感じられる爽やかさとやさしさが伝わってきますね。

今回は、そんな素敵な作品をつくっておられるhikari livingさんの店主の方にお話を伺い、作品について教えていただきました。

作品をつくり始めたきっかけ

自己紹介とシーグラスアートや結婚証明書を作りはじめた経緯を教えてください。

———hikari livingは、シーグラスを使ったアート作品や結婚証明書をお届けしているブランドです。2023年6月にweb shopをオープンしました。

コンセプトは「暮らしと地球にやさしい時間を贈る」。ビジョンには「やさしさが循環する世界」を掲げて、そんな世界に向かっていくために日々ものづくりをしています。

ブランドを始めるきっかけとなったのは、店主の結婚式でした。

結婚式のテーマは、人や地球にやさしいエシカルウェディング。自分たちの幸せの裏で、犠牲になるものをなるべく減らしたい。ゲストや自分たちだけでなく、人や自然、どうぶつにも優しい結婚式にしたい。そんな想いから、このテーマに決めました。

結婚式の準備をする中で、シーグラスを使った結婚証明書のアイディアが浮かびました。結婚式当日、完成した結婚証明書は光に当たってきらめいて、本当に綺麗でした。結婚式がおわったあとも、見るたびに優しい気持ちにさせてくれました。

そんな経験から、「シーグラスを通して、せわしなく過ぎる日々にやさしく寄り添えるようなものを誰かにも届けられたら」と感じたことが、hikari livingを始めようと思った理由です。

「エシカルウェディング」の準備を進めていく中で生まれたシーグラスを使った結婚証明書。

童話の中から出てきたかのようにかわいらしくて綺麗な姿は、見る人に幸せをくれると私も感じます。

さらにそれを、自分たちの幸せで終わらせずに他の人にも届けたいという気持ちが、幸せの循環をつくりだすのではないかと思いました。

作品をつくる上で考えていること

作品をつくる上で(または結婚証明書を準備する上で)どのようなことを考えたり、心がけたりしていますか?

———シーグラスアートをつくる際は、コンセプトにある「やさしい時間」をお届けできるように、目にした時に癒されたり、肩の力が抜けるようなやさしい色合いとデザインになるよう、心がけています。

シーグラスの美しさが伝わるよう、シーグラスの個性的な色やカタチをどのように活かすかも、じっくり考えます。

シーグラスアートも結婚証明書も、忙しない日々に少しでも自分を大切にするやさしい時間をお届けできますように、と想いを込めて制作しています。

また地球にやさしいものづくりも大切にしおり、具体的には以下のことに取り組んでいます。

・人工物ではない、海辺に流れ着いたシーグラスを使う
・リサイクル紙など、環境に優しい紙を使う
・梱包にはできる限りプラスチックを使わない
・シーグラスを拾いながら、海辺のゴミ拾いをする

できることは小さなことばかりですが、美しい自然と、そこに住む生きものたちと、私たちが心地よく共生していけるように、できることを少しでも続けていきます。

私はこのお話を聞いて、大切なのは作品をつくることだけではないと気づかされました。

そこに使用する材料や梱包、シーグラスを拾った際のゴミ拾いなど、いろいろな箇所に気が遣われて作品たちが届けられていると思うと、一点一点に愛おしさを感じます。

ブランドの今後について

今後、hikari livingというブランドとして挑戦していきたいこと、頑張りたいことなどあれば教えていただきたいです。

———成し遂げたい大きな野望はありませんが、これからも作品やSNSを通して、コンセプトである「やさしい時間」を届けられるよう、さまざまな視点から考えていきたいと思います。

なかなかアートを飾る習慣がない方もいるかもしれませんが、hikari livingのシーグラスアートをきっかけに、誰かの暮らしの中に、ほっと心がゆるむようなやさしい風景が生まれたら嬉しく思います。

今回は、hikari livingさんの店主の方にお話を伺いました。

SNSでも「やさしい時間」について発信されていることからも、地球を思いやる気持ちがとても伝わってきます。

こういった想いのこもったアートに触れることで、一息つけるあたたかい時間が生まれていって欲しいですね。

hikari livingさんのSNSのチェックもぜひお願いします!

今回ご協力いただいたhikari livingさん、本当にありがとうございました。

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